
最近では、『第二の永久歯』などとテレビや雑誌で話題になる事もあるインプラント。 どんな治療法なのかご存知ですか?
今では一般の方でも、ほとんどの方が「名前くらいは知っている」とおっしゃるくらい、 よく知られる歯科治療のひとつとなってきましたが、その治療法が、骨とくっつく性質を持つ金属『チタン』の性質を活用したものが主流になっているという事をご存知の方は 少ないのではないでしょうか。
チタン製の人工歯根を、歯を失った箇所のあごの骨に埋め込み、チタンが骨と結合するのを待って、それを支えに人工の歯を固定するという治療法。それがインプラント治療です。
最近の人工歯根は、チタンの表面に特殊な処理がされており、骨の中の血液とチタン表面の物質が接触することにより生物学的な結合、いわゆるBio Integrationが成立します。
骨とガッチリくっついたインプラントの上に型取りした人工の歯(歯冠)を固定するので、自分の歯で噛む感覚がよみがえり、また審美領域では金属部分が見えることもないので見た目も自然です。そんな事から『第二の永久歯』と言われるようになりました。
インプラントも虫歯になりますか?
インプラント治療を初めて受けられる患者さんがこんな質問をされる事があります。
インプラントの上に固定する歯は、セラミックなどでできている人工の歯なので、虫歯になることはありませんが、インプラントを埋め込む あごの骨や歯ぐきは人工ではありませんので、手入れをしないとご自分の歯が歯周病になるように、インプラントの治療箇所もインプラント周囲炎 になってしまいます。
インプラント周囲炎は、インプラントの周りにプラーク(歯垢)や歯石が溜まる事で起こります。歯ぐきが炎症を起こし、歯周病と同じようにあごの骨が溶けてしまう病気なので、あごの骨と結合させることで上部の歯冠を支えているインプラント治療にとっては致命傷です。
せっかくのインプラント治療が 台無しになってしまわない為には、毎日のホームケア(患者さまによる歯みがきなどのケア)がとても重要なのです。
チタン製のインプラントは歯ぐきとも親和性が高いものの、健康の歯とは勝手が違いますので、定期的なプロによる健診やケアが必要となります。
せっかく インプラント治療でよみがえった歯。
また失わないように、しっかりとケアしてお口を清潔に保ち長持ちさせましょう。
インプラントは、人の体と親和性の高いチタンを使用しております。
チタンはアレルギー性もほとんどない事が確認されており、安全な素材です。
インプラントメーカーの報告として、過去10年間の統計で10年以上の成功率は95%という報告があります。
当医院の16年間の統計では埋入後1,800本の成功率は98.6%、再手術を含めれば99%を超える結果を得ております。(平成21年 学会発表)
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歯科用X線CT診断装置について
当院では安心・安全の手術を行うために、インプラント治療を行う患者様全員にCT撮影を実施しています。 また、このCT装置は最新の低被爆システムを用いていますので、通常の病院で行うヘリカルCT装置の約30分の1での線量での撮影が可能となっています。 |
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ピエゾ式超音波骨切削器について
骨移植が必要な症例には、ピエゾ式超音波骨切削器(サージボーン)を使用する場合があります。 |
当院では、メンテナンスの継続を条件に、インプラント本体は治療終了後から10年間、上部構造(かぶせもの)については6年間の保証期間を設けております。
インプラントを長持ちさせるためには、毎日の丁寧なホームケアに加えて定期的なプロのメンテナンスも欠かせません。
正しいケアやメンテナンスをしている人と、そうでない人とでは 明確に耐用年数が違ってしまいますので、一概に『○年もちます』とはお答えできないのが実情です。
ただ、メーカーの報告では術後10年を経過できた症例が95%というデータがありますのでお口の健康と清潔を保つ事で、さらに長持ちさせる事が可能といえます。